[insoluble] (読み:インソルブル) クロスステッチとか手芸とか料理とか写真とかバイクとか動物園とか博物館とか水族館とかが好き。読書の日記です。 よろしくお願いします。

[insoluble] 読書と刺繍日記

【読書118】恐竜時代でサバイバル

恐竜時代でサバイバル」(ドゥガール・ディクソン/学習研究社)


いざゆかん、究極の現実逃避の旅。
恐竜時代、ジュラ紀にタイムスリップして、現代人はいかに生き残るのか、そんな設定の妄想ガイドブックが本書である。

大気の組成も違えば、植生、動物たちも現代とは全く異なるジュラ紀。
現北アメリカのモリソン平野その舞台に設定し、当時の気候や衣食住の確保はもちろん、世界の有名都市から現地への向かい方までを懇切丁寧に解説。
まさに、恐竜時代へ時間旅行する際に必読の一冊である。

ある程度、当時の植物や動物を知らないと楽しむのは難しいかもしれない。もっと絵が多いとイメージをつけやすいのだが。
私はそんなには詳しくないわ、という方は図鑑片手に読むと楽しいと思われる。

資材となりうる植物鉱物。危険そうな動物、たべられそうな動物には言及しているが残念ながら、その味についてはあまり記載がない。実在しないものは食べられないし語れないということなのだろうけど。

例えば、アンモナイトは食べられないにしても、オウムガイが現存するじゃないか。オウムガイってどんな味なんだろうと思って調べて見たら、「案外美味」との情報が...。
シーラカンスはクソまずいらしいので魚類はダメだろうか。いやしかしハイギョは美味しいらしいので、ハイギョ系なら期待できる。

ワニやヘビは鳥肉に似ているというので、恐竜系は鳥肉ライクな味がすると予想。
大型なところでダチョウあたりが参考になるだろうか。
得られる調味料も限られることから、基本的には素材の味そのものを楽しむことになりそうだ。
うーん、そうなると食生活的な意味で、私には厳しい生活になりそうである。

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  1. 2014年06月29日 10:02 |
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【絵本002】めっきらもっきらどぉんどん

めっきらもっきら どおんどん


「めっきら、もっきら、どおんどん」
妙に耳に残る響き。
音の響きだけは忘れない。意味のある言葉ではないのにもかかわらず、である。

シンプルに言ってしまえば神隠しにあって戻ってくるお話である。
だけど、現実世界に戻ってくる魔法の呪文が「おかあさん」なのもいいし、その歌を二度と思い出せないのもいい。
異世界ファンタジーの要素がたっぷりではないか。

決して可愛くはない、むしろおどろおどろしい絵。
なのに、私の記憶の中では怖い絵本には分類されていなかった。
楽しく遊んでちゃんと帰ってくるからだろうか。
同じ異世界冒険絵本でも「おしいれのぼうけん」は少し怖かった気がする。
「モモちゃんとプー」の、押し入れに閉じ込められてねずみのお嫁さんにされそうになる話も、なんだか怖かった。

考えていくと、基本的に私は異世界へ向かう道中に恐怖を感じていたようだ。
その点本書は、異世界へ向かうスピード感があって、怖いんだけど、ちょっとどきどきが混ざっていて、あっという間で、しかもすぐにおばけ三人が迎えにくるから、怖いという印象が残らなかったのかもしれない。

さて本編に戻ってみると、ももんがよりもキレイな水晶よりも、甘いお餅の木が印象に残っていた。
びろーんとのびるお餅がやわらかそうであまそうで美味しそうで…、昔から食意地がはっていたようだ。

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  1. 2014年06月26日 10:25 |
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【絵本001】しまっちゃうおじさんのこと

しまっちゃうおじさんのこと」(いがらしみきお/竹書房)


ピンクのヒョウ柄というアダルティーな外見。渋いのにテンション高い声。
「はーい!どんっどんしまっちゃうよーー!」
そんな台詞を合い言葉に、強烈なインパクトで通り過ぎていく、彼の名はしまっちゃうおじさん...!

朝寝坊したとき。好き嫌いしたとき。
悪い子はしまっちゃうおじさんにしまわれちゃうのである。
果たしてしまっちゃうおじさんはぼのぼのの脳内存在なのか?

絵本だけど大人向け、それもしまっちゃうおじさんを知っている人向け。
そういった意味では、ファンブック的なものであろう。

教育的に始まって、ちょっと不思議で、ある意味、夢のある内容なので、純粋に絵本としても楽しめるのかもしれない。だが、子供が絵本として楽しむためには、今度はサイズが小ささすぎる。

しまっちゃうおじさんファンとしては大満足。
絵本を選ぶ親の立場では、もう少し子供でも楽しめるものを期待していたので、少し残念であった。

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読書と一緒にしようか迷ったけれど、一応項目を分けてみました。

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  1. 2014年06月24日 14:12 |
  2. 絵本・児童書
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【読書117】震災・避難所生活と地域防災力―北茨城市大津町の記録

震災・避難所生活と地域防災力―北茨城市大津町の記録」(松村直道/東信堂)


茨城県北部、福島県との県境に位置する北茨城市。
3月11日の東日本大震災の際には、茨城県内で最も被害が大きく、津波による死者は5名。福島第一原発からは70kmに位置しており、初期から線量計が設置された自治体でもある。

本書は、そんな北茨城市のなかでも特に津波の被害があった東部の港町、大津町における被災時の様子やその後を、被災者へのインタビューを中心に取りまとめたものである。

インタビューの対象はソーシャルワーカー、漁業従事者、民生委員、ホテル業などなど。
小さい町ながら様々な業種の方々が、それぞれの立場で、自分にできることを、と行動された様子が書かれている。
震災のわずか一ヶ月後から聞き取りを始めたというだけあって、それら証言からは落ち着かなさ、将来への不安感など、被災する、ということの生々しい現実が垣間見れる。

避難所となった大津小学校における献立の記録が大変興味深い。
物資が不足するなかで、少しでも温かいもの、元気の出るものをとの気遣いが感じられる。
町内の商店や個人宅からはじまった支援物資が近隣の個人、団体へと広がっていくこと、

被災時の現実、という意味で大変参考になる一冊であった。

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  1. 2014年06月18日 10:07 |
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【読書116】史料が語る近世末期タイ─ラタナコーシン朝前期の行政文書と政治

史料が語る近世末期タイ─ラタナコーシン朝前期の行政文書と政治」(川口洋史/風響社)


アユタヤの滅亡後、王朝の交代を経て、シャム(タイ)を統治したラタナコーシン朝。アユタヤ復興を目指したと描かれることの多い王朝であるが、遺された行政文書、文書史料から見えてきたのは、通説とは異なる、ラタナコーシン朝の政治の姿だった。

外交上は二重の翻訳を行っていたというくだりが印象に残った。
シャム国王が発した文書を清国は清国の論理で翻訳し、清国王が発した文書をシャムはシャムの外交的立場から翻訳する。
清国にとってシャムは属国であるが、シャムにとって清国は対等なのだ。
翻訳が挟まることで認識の違いが対立せずに両立することが大変興味深い。

内政については特に行政文書の増える三世王から五世王、三名の王の治世と時代背景に言及している。
王は他国の王とのみ文書を交わす、という大前提にたち、どの情報が国王に上申されるかは大臣や上級官僚のさじ加減であった三世王の時代から、上奏文を取り入れ国王と地方官司、直通のシステムを導入し親政をめざした四世王の時代。

通説に惑わされず、史料の内容をストレートに読み進める大切さをうかがい知ることができる。

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電子書籍としていただいたので、そちらのシステムについても言及しておく。

一番はページ送りが致命的に遅い。
残念ながら、読み進めるのにストレスを感じるレベルであった。またこのため、他ページに記載の図表の確認や、前に戻って内容を確認することが非常に億劫である。
一方でブラウザで読むことができ、専用アプリを必要としない点は評価できる。

現状のシステムで読むのは本書の半分程度、20-30ページが限度かなと思う。

今後に期待したい。

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タイつながりで。送料あわせに購入しただけなんだけど、クノールのトムヤムキューブが思いのほか美味しかった。
レシピも簡単で、キューブ一個を500mlの熱湯で溶くだけ。お好みで野菜、エビ、肉等加えると簡単エスニックスープ。
私はとりあえず大根、茄子、甘とうがらしで様子見をして、翌日、豚肉とキクラゲを足してみました。
けっこう酸っぱ辛いので、酸味が苦手な人だと辛いかもしれないが、香草はキツくないので飲みやすい部類。

これは一緒にかったエビスープも楽しみだわー。

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  1. 2014年06月15日 10:35 |
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