[insoluble] (読み:インソルブル) クロスステッチとか手芸とか料理とか写真とかバイクとか動物園とか博物館とか水族館とかが好き。読書の日記です。 よろしくお願いします。

[insoluble] 読書と刺繍日記

【読書097】今日もごちそうさまでした

今日もごちそうさまでした」(角田光代/アスペクト/岡崎市立図書館所蔵)


タイトル通り食にまつわるエッセイ集である。
一言に「食」と言っても、「食事」にまつわるもの、「食文化」にまつわるもの、「調理」「料理」にまつわるものなど実に様々で同じ「食」というテーマであっても、重点ポイントが書き手によって異なるのが面白い。

さて、本書は「食」のなかでも「食材」をテーマに書かれている。
春夏秋冬、好物、憧憬。肉、野菜、魚、調味料にチーズ。
30歳まで超偏食だったを自認するだけあって、多くの食材に対して「苦手だった」「嫌いだった」という内容が組み込まれているのが面白い。
苦手・嫌いをスタートとして「何て美味しいんだろう」の境地に達したもの、相変わらず苦手な物、苦手とまではいわなくても好んで食べるほどじゃないもの、書き手側の気持ちは様々なんだろうけど、記載されている料理、食べ方がとても美味しそうで、まさに、「ごちそうさまでした。」と手を合わせたくなるような読了感だった。

ところで本書でもガンボが出てきた。これはもう、ガンボを作るしか無いとおもってレシピをあさっているのだけど、実は私はオクラが苦手である。
オクラ無しで成立するのか、一応オクラを入れて作ってみるか、非常に悩ましい気持ちを抱えたまま年を越しそうである。
とりあえず、来年の必達目標の一つにガンボの作成を加えたい。

余談ついでにもう一つ。本書の装丁が好みである。
黄色がかったクリームに藍色で書かれた版画のようなイラスト。本文も藍色で可愛らしい。

***

2013年の読書数は一応当初目標の100冊達成したものの、書評が間に合わなかった。なんだかちょっと残念。
あと3冊なんだけどねー。
一応書評を書かなかった物はノーカウントというルールで。
悔しいです。

来年も100冊くらいは読みたい。
育休中だしもう少し読めるかな?

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  1. 2013年12月31日 10:46 |
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【読書096】世界の鍋ーいつもと違うごちそうレシピ厳選29

世界の鍋 いつもと違うごちそうレシピ厳選29」(服部直美/情報センター出版局/岡崎市立図書館所蔵)


鍋と言っても水炊きのような汁物から鍋焼き、蒸煮、蒸し焼まで実に様々な鍋を使用した料理が紹介されている。
レシピ数は29と少ないものの、あまり馴染みのない料理が多く満足度は高い。鍋料理、鍋そのもの、調味料や文化に鍋グッツ。鍋にまつわる様々が紹介されている点も印象がいい。

日本のスーパーでは入手しずらい現地食材が多く使われている料理がある一方で、スーパーで簡単に入手可能なあんなものこんなもので馴染みのない国の料理が作れそうだったりする。
レバノンのマクルーバは一度作ろうと心に決めた。
アメリカのガンボは作ったら夫が喜びそうだ。
意外でもないが、東南アジア系は特殊食材が多くハードルが高い。
中央アジアから西ヨーロッパにはヨーグルト文化圏があるようだ。

鍋自体も地域色豊かで、ギャコック(ネパール/チベット)はダイヤやサンゴをあしらって一千万円を超えることもあるとか。どんな高級鍋だ。
中国の気鍋とブルガリアのギュヴェチが欲しい。どちらもコロンとしたフォルムが可愛らしくて使いやすそうである。

図書館で借りてきた本だが、欲しい本のリストに加えさせていただいた。

個人的に気になったのは、世界のクノール。
各国クノール収集した通販サイトとかないんだろうか。
トルコでもクノールのインスタントスープが色々売っていたのだけど、世界各国のクノールスープ入手できたら、お手軽に世界のスープを楽しめる気がする。
トルコのは楽天で売っているのを知っているけれど、他の国はどうなのだろうか?

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  1. 2013年12月30日 10:44 |
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【読書095】ストーンヘンジ 巨石文明の謎を解く

ストーンヘンジ」(双元社/アルケミスト双書/岡崎市立図書館所蔵)


私の憧れ遺跡不動の第一位はイースター島のモアイ像であるが、次点はイギリスストーンヘンジなのである。
そもそも巨石文明が好きだが、資料や遺物が少なく巨大な石の建造物だけがただ遺されている、そんな謎多き巨石文明には夢がある。

創元社のアルケミスト双書のシリーズは、内容よりも収集する、シリーズを揃える楽しみな感じがする。薄手のハードカバーで、モノトーンながら数々のイラストが掲載されている。
説明が足らないと感じる部分は多いし、内容は断片的でわかりやすいとは言い難い。けれど、眺めて楽しい、集めて楽しい。そんな印象である。
文字データではなく本だから、こうゆうシリーズは大切だよなぁと思った。

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  1. 2013年12月29日 10:46 |
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【読書094】南極料理人の使いきりレシピ

南極料理人の使いきりレシピ」(西村淳/光文社/岡崎市立図書館所蔵)
南極料理人の使いきりレシピ

dvdを見た直後に、ひさびさに行った図書館で程よく見つけたので借りて来て見ました。

前書きにもあるが、分量表記は非常にざっくりでレシピ本というよりは食材の使い回し、料理のアイディア本といった感じがする。
既存の調味料、タレをいかに使うかといった感じがする。
具体的には、焼肉のタレを常備していない我が家としては、「焼き肉のタレピラフ」の味が気になるもののそのためだけに焼肉のタレを買うわけにもいかずちょっとだけ悲しい気分になった。

本書の大きな特徴としては、「面白南極料理人」が38次隊、ドームふじ基地での越冬をメインとしていたのに対して、本書は30次隊のエピソードがもりこまれている点だろうか。南極でのエピソードと料理写真、それにレシピが掲載されていて、特殊環境のなかでありながら、至って普通の日本人達である隊員達が面白い。
残念なのは 南極でのレシピだけではなく、南極基地から帰還後に考えられたとおぼしきレシピが多数掲載されている点。

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  1. 2013年12月28日 10:48 |
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【読書093】ルポ資源大陸アフリカー暴力が結ぶ貧困と繁栄

ルポ資源大陸アフリカ―暴力が結ぶ貧困と繁栄


既得権益を失うことを恐れて、混乱を維持しようとする集団。
虐殺、報復、政治的混乱はもちろん、被害者が加害者となり貧しさに拍車がかかって負のループから抜け出せない。

アフリカに関しては、知れば知るほど、嫌いになっていく。暴力に対する嫌悪感なのか、臭いものには蓋の心理なのか自分でもよくわからない。
改善策のない感じ、出口の見えない感じが嫌悪感に拍車をかける。
政治的に混乱が続く国や地域を集めただけあって、その気持ちはひとしおであった。

そんな本書の中で非常に印象に残った一文がある、
私が「地の果てにいる気分だ」とつぶやくと、M氏は「あなたにとってはそうだろうが、住民にはここが人生の中心」と笑った。(223ページ)

そうなのだ。
日本からは遠い国。ほとんどの人が足を踏み入れることのない環境。それがそこに生きる方々にとっては、唯一無二の現実なのだ。

ずっと前に読了していた物の、なかなかまとめる気になれなかった一冊である。

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  1. 2013年12月26日 15:23 |
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