[insoluble] (読み:インソルブル) クロスステッチとか手芸とか料理とか写真とかバイクとか動物園とか博物館とか水族館とかが好き。読書の日記です。 よろしくお願いします。

[insoluble] 読書と刺繍日記

青色クロスステッチ



久々に刺しています。
やっぱり結構疲れるね。

以前同じ図案でトイレットペーパーホルダーを作ったんだけど、その時よりも刺すのはだいぶ速くなっている気がします。
【link】【刺繍】トイレットペーパーホルダー

以前刺した時も同じ感想を抱いていたのだけど、この図案やっぱり難しい。
間違えまくっている。

ポーチに仕立てて、会社の人にあげようかなと。
産休のお詫びも兼ねてなので、ちょっと手をかけて刺す予定です。

産休までのあと一ヶ月で終わるかなー?
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テーマ:ハンドメイドの作品たち - ジャンル:趣味・実用

  1. 2013年10月29日 10:44 |
  2. 刺繍
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【読書085】「おろしや国酔夢譚」

おろしや国酔夢譚」(井上靖/文春文庫)


天明2年(西暦1782年)、江戸を目指して伊勢を出向した、船「神昌丸」は台風に遭遇し、大黒屋光太夫をはじめ17名の船員たち。
漂流中に1人、漂着した厳しい寒さのアムチトカ島での7人をはじめ、櫛の歯が抜けていくように仲間を失いながらも、遺された者たちは帰国をめざす。
日本の地を踏むことなく亡くなった者、ロシア正教に帰依して帰化する道を選んだ者、日本を目前に北海道で亡くなった者、そして帰り着いた者。
寿命、極寒、飢え、彼らの命運は、いったいどこで別れたのか。

江戸にもどるまでの10年で、伊勢から、アムチトカ島、カムチャツカ、オホーツク、ヤクーツクを経由しイルクーツク、ロシア帝国の帝都であるサンクトペテルブルクへ。
サンクトペテルブルクでは女帝エカチェリーナ2世との謁見を許され、ようやく帰国への道が開かれる。
371ページに彼らの足跡をたどる地図が掲載されているが、なんという距離であろう。

伊勢から最初の漂着地であるアムチトカ島に至るまで、実に8か月を漂流して過ごしており、1名の命が失われてはいるのだが、本作は漂流記ではない。
漂流中の様子にはほとんど触れられておらず、光太夫の視点で記録分のよういに書かれた文章で、当時の一般的な日本人の目を通してみた「ロシアの見聞録」だと感じた。

なお、帰国後の二人のについては、やや救いのない結末が描写されている。
海嶺」(著:三浦綾子)にも共通するが、日本への帰国、それのみを志した漂流の果てに立ちはだかるのが日本の国策であった「鎖国」とは、あまりにも悲しい。

(本作が書かれた1968年よりも後の資料の発見から、帰国後の二人が比較的自由な生活であったことが分ったようで、少し安心した。)
マイナス50℃の世界」(著:米原万里)を読んで興味を持った本だけど。
現代でも厳重装備なヤクーツク。当時はどれだけ苦境だったんだろうか。そんな極寒の地にもかかわらず、非常に栄えている描写があって面白い。

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***

今は10月末なので、目標までは残り2か月で15冊なんだけど。
既読本の読み直しや、重めの本、途中挫折に、他の趣味に割く時間が増えているせいもあってなかなか読み切れていません。うーむ。
一応頑張って読みます。

テーマ:読書記録 - ジャンル:小説・文学

  1. 2013年10月28日 11:38 |
  2. 読書
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カラフルネコボックスの蜂蜜ブリュレラスク

駅のキオスクで売っていてあまりの可愛らしさに思わず衝動買い。

  
エルクアトロギャッツ BAGEL SHOP」さんのはちみつブリュレラスク、ネコボックス入り。
何種類か味があるようですが今回は、アールグレー(緑)、蜂蜜ジンジャー(黄)、プレーン(赤)の3つを購入しました。

アールグレーとプレーンは贈答用で、自宅では蜂蜜ジンジャーだけ食べたけど、固めのラスクで、ちょっとさくさくというよりは飴の少し重い触感です。
しっかりジンジャーの香りがするけれど、ジンジャー臭いまではいかないし、甘ったるくはないので非常に食べやすいです。
固めの触感で、少量でも満足感がある。

価格が手ごろな割に美味しいし、パッケージもかわいいので、いざというときのお持たせようにお家においておきたい感じ。もう少し賞味期限が長ければなぁー。

調べたらショップは大垣にあるんだね。
ベーグルとかも美味しそう。
近くに出店しないかしら?

テーマ:スイーツ - ジャンル:グルメ

  1. 2013年10月26日 10:33 |
  2. 食事
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アンティークのチェコグラス

夫に誕生日プレゼントをあげたら、お礼なのかなんなのか知らないけど、プレゼントをくれました。
 

桜のような花と小さな尖塔のあるお家がくすんだシルバーのメッキで描かれていて、深いグリーンが綺麗。
高価なものではないけれど、チェコガラスのアンティーク品らしいです。
ぐい飲みぐらいの小さなサイズなので、出産が終わったらこれでアルコール飲みたいw。

グラスつながりで。
こちらは会社の方への結婚祝いで購入。
奥様がお酒好きと聞いたので、グラスにしてみました。
 

一応赤と黒をペアで。
切子があまりお好きでない方でもモダンな感じで可愛いかなぁと。
正直私が欲しいものにしたけど、喜んでいただけるといいなー。

ガラス製品大好きだけど、欲しいものを集めてしまうと無尽蔵に増えてしまうので、持っている食器を処分しない限り買えないルールにしています。

テーマ:雑貨 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2013年10月24日 09:25 |
  2. 諸々
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【読書084】「朽ちていった命―被曝治療83日間の記録」

朽ちていった命―被曝治療83日間の記録」(NHK「東海村臨界事故」取材班/新潮文庫)


「おれはモルモットじゃない」(79ページ)


言葉を発した本人の気持ち、聞いた医療従事者たちの気持ちは、いかほどであったろうか。
ほとんど、知見もない中であの手この手を尽くせば、結果的に実験的になってしまう。
救いたいという気持ちが患者を苦しめる。生かそうとすればするほど、苦しみは深くなる。

1999年9月。JCOの事故が起こったその日、茨城県東海村での臨界事故の作業員の一人であり被ばくした三人のうちの一人であった大内久さん。
本書は彼の治療記録を元にしたドキュメンタリーだ。

本書が過去を記したドキュメンタリーである以上、結末を私たちはすでに知っている。
知っている結末と、描かれる直後の様子に胸が締め付けられる。

事故からわずか七日で、人工呼吸器を装着され、家族と言葉を交わすことすらできない。
ずたぼろの染色体。
移植して、根付いたはずの妹の造血幹細胞すら、わずか8日後には10%に異常が現れてしまう。
再生せずに剥がれ落ちていくだけの皮膚。

最悪の状態のなかで、一部では皮膚の再生がみられ、腸粘膜の再生が見られる。
心肺停止からの蘇生。手詰まりの中で、大内さんの身体の見せる「生命力」。

可能な治療方法がなくなり、前川医師は心肺停止になっても蘇生措置をしないことを決断する。
薬剤の限界。医療の限界。科学の限界。

彼は、事故から83日後の12月21日、多臓器不全により死亡した。

***

その日、私は、茨城県日立市の某高校に通う学生だった。
事故の起こった東海村からはJRでほんの3駅である。
よく晴れた日で、中間考査の最終日で、校内には浮かれた雰囲気が漂っていた。

東海村駅を使用している生徒は会議室に集まるように校内放送があった。
「ばっくれようかな」なんて言っている知らない先輩に、たまたま遊びに来ていた卒業生が妙に神妙な顔で「いいから行け」と命じたことを覚えている。

「JCOが事故でもした?」
戻ってきた同級生の様子に、それが冗談では済まないことを知った。

その後、東日本大震災の福島第一原発の事故から先月で約2年半。
ふと思い出して本書を読み返してみたものの、まとめるのに時間がかかってしまった。

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  1. 2013年10月20日 10:15 |
  2. 読書
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